交通事故の処理

みなさんこんにちは!

軽い事故でその場では負傷も感じられず、物損事故にしてしまったけれど、数日が経過した後に首や腰に痛みやしびれが生じる場合があります。むち打ち症などの典型的な例ですが、こういう場合には、物損事故から人身事故への切り替え手続きができます。病院で診断書を作成し、警察署へまず病院へ行き、人身事故に切り替えるための書類が欲しいとはっきり告げ、症状の診断書を作成してもらいます。そして事故現場を管轄する警察署へ出向き、診断書とともに症状を告げ、人身事故に切り替えたい旨を伝えます。
この場合、警察には捜査義務が発生し、現場検証などを再度行う必要があります。
面倒な手続きや捜査を嫌がられることがあるかもしれませんが、人身事故の事故証明書がないと保険適用などができませんので、諦めないで切り替えを進めてもらいましょう。泣き寝入りはしないで。必要ならば弁護士の助けを!
もしどうしても切り替えを行ってくれない場合には、人身事故証明入手不能理由書を用意すれば、被害者救済の一環として損害賠償の手続きを進めることが可能です。いずれにしても手続きが煩雑になるため、最初に物損事故にするか、人身事故にするかの判断は、慎重に行わないといけないのです。
物損事故の場合、加害者から支払われる賠償金は、原則として車などが対象とされるものだけで、衣服やメガネさえも賠償されないケースが多くあるようです。
反面、人身事故では一般的に賠償金は物損事故より多く、治療費や慰謝料に加え、遺失利益や通院にかかる交通費まで請求できるのです。

千代田区・平河町にある、麹町鍼灸整骨院では、弁護士の先生の紹介を行っております。

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