頭痛の種類

みなさんこんにちは!

頭痛とは読んで字のごとく「頭が痛い」ことを指しますが、症状そのものは目に見えるわけでも、検査の値で程度が測れるような客観的な指標があるわけでもありません。多くの場合、頭痛(とりわけ症状の原因となるほかの病気がない場合)の診断の拠り所となるのは、自覚症状=本人の訴えです。ところが、「痛みのある場所もどんなふうに痛むのかも、どう表現したらよいかわからない」という患者さんは少なくありません。このように本人の主観に頼らざるを得ないところが、頭痛の診断を難しくしている一因でもあります。したがって、「受診が必要か否か」の判断も、その人がどのくらい支障があると感じているかに依るところが大きいのですが、少なくとも月に10日以上、鎮痛薬を服用しなければならない状況ならば、医療機関の受診をおすすめします。

一次性は大きく分けて、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3つに分類されます。一次性頭痛は症状そのものが命にかかわることはありませんが、重症度によっては日常生活に大きく影響を与え、QOL(生活の質)を著しく低下させることがあります。また、その他の一次性頭痛として、冷たいものを食べたときや冷気を吸ったときに起こる頭痛、きつい帽子をかぶり続けたときなどに起こる頭蓋外からの圧迫による頭痛などがあります。

一方、二次性には背景に頭頸部の外傷や脳血管障害、脳腫瘍など生命に危険が及ぶ頭痛が含まれており、迅速な対応が求められます。ただし、二次性にはこのような危険な頭痛のほかにも、高地登山や飛行機搭乗、スキューバダイビングなどホメオスターシス(気温や気圧などの環境変化や脱水などの体調変化があっても体内の状態を一定に保とうとする働き)障害によるもの、薬剤の使い過ぎによるもの、さらに、原因となる異常が目や耳、鼻、歯など脳以外の器官にあるものも含まれます。

このような症状が出ている方は、千代田区・平河町にある、麹町鍼灸整骨院まで起こしください!

麹町鍼灸整骨院